ことりロワイヤル

王族、皇族、歴史ブログ

被害者ぶる人の心理

愛知県 弥富市で中学3年性の男子生徒が同級生を刺し殺した。加害生徒は被害生徒からイジメを受けたと語る

  • 給食時にお箸を渡す時遅い
  • 選挙の応援演説を頼まれた

など小さなトラブルがあったが、殺さなくてはならない程のものか?

大学時代、タメ口をした同級生を許せず硫酸を浴びせ大怪我をさせた青年がいた

彼らは共通して自分が「被害者」だとみなし「復讐」を遂げた

殺人まではしないまでも他者からみたら些細なことを許せず復讐を遂げる人かいる

攻撃的行為をした時点で被害者ではない

「この被害者のふりをして攻撃する人の心理とは?学わよ」

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マスコミに批判されたメーガンさんが鬱病になった

眞子さんは結婚に反対されてPTSD

彼女たちは本当に「弱者だろうか?」

 

被害者妄想に陥り他者を攻撃する困った人が増加している

今の社会で最も強い人は誰?

逆説的に言えば被害者である

ニーチェは予言した

「弱者の時代がくる」と

現代社会では、弱肉強食ではない

強者と呼ばれる者「自称弱者」が社会全体で「強者」を叩きまくり被害者を救済する世界になった

この自称「弱者」たちは他者に対して常に攻撃を繰り返すが自分が反撃されると

涙ぐみながら

か弱い女性を虐めるなんて‥

女性差別だ!

自分の旗色が悪くなれば、PTSD鬱病を発症または発達障害でしたとカミングアウトして批判する人の罪悪感を植え付ける特権階級の女性である場合が多い

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画像 ANN

特権階級だけではない

モンスタークレーマー

モンスターペアレント

モンスターペィシェントが増え社会問題となっている

中には意図的にSNSで故意に炎上させる内容を書き込み、非難書き込みが殺到すると「中傷」「訴える」輩もいる

遅刻をする女子社員に注意をしたら」パワハラ」と訴えられたなど

被害者ぶる人の攻撃

善や正義を振りかざす

または精神疾患を理由に(自分の行為による批判)

ターゲットに罪悪感を抱かせ

自分のペースに巻き込んで自分の都合良い物事をすすめる

Q なぜ被害者ぶるの?

私たちは誰しもが誰かに危害を加えるつもりがなくとも「加害者」になってしまう危険があるのだ。彼らは100%自分が被害者と信じている

しかし、被害者ぶる人のターゲットにされるのは悲惨である。被害者ぶる人から身をまもらなくてはならない

対処法

まずは被害者ぶる人の心理を理解することだ

被害者ぶる人の心理

本人の被害の受け止め方と、周囲の受け止め過方に落差がある

周囲は客観的に「あの人は被害者ではない」と認識しているのに、本人は主観的に「自分は被害者」と言い張っている

私たち人間は皆 自分自身の主観的な見方しかできない

程度の差はあれ、何か他人とトラブルが有れば他人のせいにしたいのだ。「自分は被害者」と思いがちなのだ

対処

「あなたは自分が被害を受けたと思っているが、世間ではそれは普通のこと。気にしすぎでは?」と説明すれば、周囲との認識ギャップが埋まる

しかし残念ながら被害者ぶる人は感情的にであり論理的な理屈が通じない。彼らには被害者になる目的があるからだ

被害者ぶる人は意識的に「被害者ぶって相手を困らせよう」と考えているわけではない

人間には自分の心を守るために働く防衛機制が働く自己保身のためなのだ

全ては自分の心を守るため

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Nippon.com

目的

被害者ぶることによって

  1. メリット「利得を得たい」
  2. スポットライト「注目を浴びたい」
  3. リベンジ「復讐したい」

主に3種。混合型もいる

1. メリット型

何かの利得を得たいために被害者を演じてその欲しいものを得るのである

例) モンスタークレーマー

商品やサービスに文句をつける

目的 料金を安くしてもらったり、何らかの特典を引き出したりする

例)職場でトラブルがあれば常に他人になすりつける人

目的 自己保身

例) 鬱病PTSDなど精神疾患を発症する人

目的 会社を休めるし、障害者手当を貰える

   自分を鬱病にした人に対して訴えることもできる

ミュウヒハウゼン症候群など病気のふりをする人もいる

鬱病PTSDなど精神的病はほかの病と違い明確な判断ができないのだ。詐称しようとすればできなくはないのだ

2. スポットライト型

承認要求の強すぎる人

目立ちたがり屋

主役として注目されたい

目立つためには、人より抜きん出た能力を有さなければならない

残念ながら抜きん出た能力を持つのはほんのひと握りの人だけ

能力のない人が手取り早く目立つ唯一の方法は

被害者になり悲劇のヒーロー、ヒロインになることなのだ

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画像 東スポ

例) 挑発的なSNSで炎上商法する人

3.リベンジ型

復讐

実際に被害を受けていない場合でも、自分は被害者と被害妄想に陥っている

都合が悪くなると精神病になり自分を批判した相手を罪悪感を植え付ける

  • 現実離れした価値観
  • 本人は真実と思い込む
  • 周囲の人が修正するのは不可能

攻撃的な態度をとっても周囲に敵をつくるだけで得策ではないのだが、怒りに駆られて復讐せずにいられない

損得を考えていない相手に、合理的な説得を試みても通用しない

Q. なぜリベンジ型は利得がないのに復讐を辞めないのか?

このような人間は正義か悪かという2次元思考しかない。自分か絶対的正義の立場にありため、リベンジの相手に対し徹底的に復讐しなければならないのだ

  • 処罰感情
  • 被害者意識

関係ない第三者に復讐

芸能人の不倫バッシング

被害者は不倫したタレントの配偶者である

配偶者が「許す」と言っているのに関係ない第三者がタレントを徹底的に叩く

裁判官を装った復讐の鬼たちがウヨウヨしている。この復讐の鬼たちは「正義」という言葉を、毒のある唾液のように絶えず口にしている

ニーチェ

被害者ぶる人の特徴

エリート

幼い時から努力をし続けてきた人は今の立場からの転落を恐れる。自己保身が強い。自己保身が強ければ強いほど 例えばミスをしたら他人に責任を負わせたりする

プレゼーテーション能力の高い人

プレゼーテーション能力の高い人は、自己主張が激しい、つまり自己顕示欲が強い

自己顕示欲が強すぎると

もっと注目を浴びたい、もっと褒められたい。ライバルより抜きん出たいと考え過剰自己演出をしてしまうのだ

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なまじプレゼンが上手なために周囲も騙されてしまうのだ

人たらし

「あの人のためなら人肌脱いであげたい」と周囲に思わせるような人たらしも要注意

プレゼーテーションに長けた人と違い押しは強くないが

人間性で魅了したり、義理人情、駆け引きなどを巧みに利用して、相手に自分の要求を飲ませてしまう

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上級の人たらしは、何も行動せずに人の心を操り周囲の者をマニュピレーターとして自分の目的を果たすのだ

成功者、特権階級

華々しい成功を飾った人、幼き頃から周囲にかしずかれた人

周囲からかしずかれ、チヤホヤされているうちに、最初は謙虚でも「自分は凄い」「われは特権階級だ」と思い込み自己愛を膨らませていく

自己愛が肥大化すると、ちょっとしたことで傷ついてしまう

チヤホヤだけされていた人が批判された

特権意識を持った人間は自分に対する正統な批判さえも誹謗中傷ととらえて「私は被害者だ!愚民ども!」と報復にでようとする

例)かつて成功した経営者、スポーツ選手も引退すればただの人

かつてのように周囲からチヤホヤされない。時には老害扱いされて、社会からの疎外感を感じると被害者感情なつのり社会の攻撃につながっていく

自己愛

自己愛が強ければ強いほど被害者意識は強くなる

自己愛が強い人は「自分は凄い」という万能感に満ち溢れている

しかし、自己愛の人の万能感は過大評価である

不都合な真実を突きつけられると「そんなことは言っていない」とシラを切ったり「記憶にない」「あなたの想い違いではないか」はぐらかす

事実を捻じ曲げてでも自分の万能感を守ろうとする

事実を曲げる

被害者のふりをするのだ

例) 受験で不合格になった

自分がバカということを認められず

学校が悪い

親が悪い、友達が悪い、先生が悪い

社会のせいにする

自分の非、失敗を認めたら

自分が万能でないことを認めてしまう

自己愛の強い人は完全である自分の心を守るため責任を他者になすりつけ自分を被害者にしなければ耐えられないのだ

自己愛の形成

  • 素因
  • 環境

自己愛の強い人は自己愛の強い親に育てられていることが多い

自己愛の強い親

自分の自己愛を子どもに投影する

子供を自分の延長にして自分を愛するように子供を愛する

自分の分身である子供を社会的成功者にして自己愛を再生するのだ

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画像 FRIDAY

産まれたばかりの子供にとって親はライフラインで絶対的存在である

乳児期から幼児期にかけての人間は自分と母親を同一化していると考えている

母親が移動すれば後追いをする

母親の言動を模倣しながら子供は成長する

第一次反抗期を迎えた子供は、親と子は別人格と認識をはじめる

幼稚園、学校などを通して世界の多種多様を知る。自我ができ親子分離がはじまる

しかし、毒親は子供の自我意識を許さない

子供の自我行動を

「我が儘」「反抗的」など非難したり

言葉でなくとも軽蔑の眼差しを向ける、もしくは愛情を与えないなどして子供を支配する

子供には「親に愛されたい。承認されたい」という願望がある

親の期待に沿う立ち振る舞いを身につけていく。親から「うちの子は特別!天才!」という親の期待を取り込み「自分は特別凄い存在だ」という自己愛の芽を成長させていく

第2次反抗期を迎えた子供は、一個の成人となるために自我を完成する

親、家庭よりも学校、友人の影響を受ける。クラスメートたちから比較して自分の家は「変わっている」という認識もできるようになる

親の期待に応えることに一生懸命な自分に違和感を覚えはじめる。親の欲望より自分のうちなる感情に向かっていく

ところが、自分の欲望が親のコピーであることな気づかず、そのまま大人になる人もいる

毒親にとって自分の意のままに動かない子供は要らない。言葉で攻撃、または無視などして支配しようとする。子供は屈服することになる

もしくは親の期待通りに生きることに疑問を持たないで成長する子供もいる

疑問を常に抱いても、それを打ち消して成長する人もいる。このような人は「私の親は凄い」「親の期待に応えている自分は凄い」と万能感に満たされる

第2次反抗期を過ぎても精神的自立を果たしてない人間は、結局自分の人生を生きているわけではないから満たされない

親から人格、感情を認められる経験がなかった彼らは他者の人格、感情を認める概念さえない

他者のない彼らは自慢をする

このようにしてナルシストは誕生する

自己愛性パーソナリティは治らない

「一度肥大化した自己愛は、元に戻らない」

「それはなぜ」

病識がない

自己愛性パーソナリティ障害の人は自分が「パーソナリティ障害」であるという認識がない。彼らはパーソナリティ障害は常に生きづらい人生を歩んでいるが、それは自分ではなく他人が悪いと考えている

パーソナリティ障害は病気ではなく、人格の歪みです

だからまず、自分がパーソナリティ障害と気が付かなければ治らない

こちらがパーソナリティ障害の人の言動を諌めても逆恨みするだけなのだ

自己愛性パーソナリティ障害の人の対処法

反論する

彼らは「優しい人」のことを「弱い人」としか認識できない

つまり弱い人をターゲットにする。優しい人は責任転嫁の相手としてうってつけなのだ。優しい人は責任をなすりつけても寛大に受け止めてくれるからだ

彼らは攻撃相手を選んでいる

人のせいにする人の攻撃

  • まず軽く攻撃して様子をみる
  • 攻撃を仕掛けても相手が反撃しなければ、攻撃をさらにエスカレートする

日本猿と一緒である。私的に彼らは人間でなく獣に近いだから話が通じない。相手にしてはならないと考えている

反論の方法

  • 反論するときは、乱暴な言葉を使わず、礼儀正しく返す
  • 一対一ではなく、第三者がいるところで行う
  • 自己愛以外の人と普段から円滑なコミュニケーションをとっておく

こいつと関わると面倒くさいと思わせること

被害者ぶる人とはなるたけ接点持たない

自分が自己愛モンスターにならないために

自己愛は誰しもが持っている

私たちには、他人のせいにしたいわけではなく、自己保身のために他人のせいにしてしまう本能があるのだ

私たちは自分自身が怪物にならないように常に自分をコントロールしなくてはならない

他者から理不尽と感じる言動をとられたら、激昂してはならない

  • 数を数える
  • 自分が被害と考えていることは、周りから見ても被害と言えるのか?
  • 三者の意見を聞く
  • 被害を訴えた後の結果を予測する
  • 人を不快にさせる言動ばかりする人は自滅すると考えよう